小さい頃に読んでトラウマになったマンガ、自分にとってはこれがそうでした。
ジョージ秋山作「ばらの坂道」。
この作品が描かれた頃は、まだ産まれていないので、
リアルタイムで見ていたわけではないのですが、
小学2年生の頃、なぜか近所の児童図書館みたいなところに、
この古本が置いてあって、見て、すごいショックを受けました。
母親が…怖くて。
しかも1巻だけしか置いてなかったので、その後の展開がずっと気になっていました。
本が絶版になっていたため、もう続きは見られないかと思っていたのですが…。
今年になって、36年ぶりに復刊!
今読むと、小さい頃に感じたような「怖さ」はそこまで無かったですが、
代わりに違った部分が印象に残ります。
なにかどろどろとしている中にも、独特の味があるというか、考えさせられる。
たまに本棚から出しては、読み返したくなる本です。